外来・診察

Outpatient

手術顕微鏡システム

高度化医療、症例に対し新しく手術顕微鏡システムを導入いたしました。

MITAKA SURGICAL MICROSCOPE

ワイドレンジ・フォーカスや8倍ズームを搭載したコンパクトな顕微鏡MM80とオーバーヘッド、スタンダードYOHを組み合わせたMM80/YOH“手術顕微鏡システム"です。

主な特徴

1.蛍光観察用光源装置 F-light300内臓

蛍光血管映像によりクリッピングによる動脈瘤の閉塞と周辺動脈の血流状態の情報についてもリアルタイムに知ることができます。今までは、ドプラー血流計による測定法しかありませんでしたが、蛍光造影の活用により、視覚的にも手術の精度を上げることができます。そのため、術後の神経障害など重大な合併症を予防できることが期待されます。
脳血管バイパス術で吻合部位の状態評価も可能となります。
境界不明瞭な悪性腫瘍の切除の際にもより正確に腫瘍の範囲が判別できるようになる可能性があります。

2.オプションにて顕微鏡上部にLCD MONITORを設置

本院脳内視鏡(カールストルツ製)と併用にて術野より目をそらさずモニターにて内視鏡画像を見ることができます。また、上記の蛍光血管映像もみることができます。当院の理事長滝澤医師が発案し三鷹光器製顕微鏡としては日本初の試みです。

手術の様子

新規手術顕微鏡システムを用いて行った脳動脈瘤(前交通動脈瘤)手術の様子です。

脳動脈瘤
クリッピング前
ネッククリッピング後
蛍光血管造影
クリッピング前
ネッククリッピング後